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​研究会のお知らせ

第3回研究発表会
​第3回研究発表会

日 時: 2025年6月14日(土) 15:00~18:00(日本時間)

会 場: 青山学院大学青山キャンパス *会場が決まり次第お知らせします

開催方法:対面+オンライン

言 語: 日本語

日本に対する異文化的視点:

武田ホリプロバとアルマ・カルリンの比較研究

​Cross-Cultural Perspectives on Japan:

A Comparative Study of Hariprabha Takeda and Alma Karlin

ニシュタ・アフジャ

Nishtha Ahuja

(デリー大学社会学部東アジア学科)

要 旨

 本発表では、20世紀初頭の日本を訪れた二人の女性、インド出身の武田ホリプロバ(日本の戸籍名「ハリプラバー」 1890-1972)とスロべニア出身のアルマ・カルリン(1889-1950)の訪日体験を比較検討する。ホリプロバは日本人と結婚を通じて日本社会に深く関わり、文化の中に身を置いた親密な視点を持っていた。一方、アルマ・カルリンは知的好奇心から、西洋の旅行者として日本を訪れ、異文化を観察し分析した。両者の記録を比較することで、個人的な絆と探求心が、社会的、文化的変革期における日本の姿を異なる角度から映し出していることを明らかにする。本研究は、ジェンダー視点に基づく旅行体験の多様性を示すとともに、東西間の異文化理解に寄与するものである。

 

キーワード武田ホリプロバ、アルマ・カルリン、旅行記、異文化交流、大正時代、東洋、西洋

*研究発表会に参加するご希望のかたは、会員も一般参加の方も、下の「Click」から、研究発表会前日の23:59(日本時間)までに登録をお願いします。オンライン参加希望者には、研究会発表会当日午前中までにURLをお知らせします。

(一般参加も歓迎します。当日参加もできます)
*第3回研究発表会に関するフォーラムについては、研究会後に投稿できるようにします。フォーラムに書き込みをする場合には、Registrationで会員登録をし、またForumからも申請をお願いします。

第2回研究発表会
​第2回研究発表会

日 時: 2025年3月22日(土) 15:00~18:00(日本時間)

会 場: 青山学院大学青山キャンパス 総研ビル(14号館)10階 第17会議室

開催方法:対面+オンライン

言 語: 日本語

日本とベンガルの児童文学における動物の描写:

新美南吉とウペンドラキショール・ロイチョウドゥリを中心に

​Depiction of Animals in Children’s Literature:

Focusing on Niimi Nankichi and Upendrakishore Ray Choudhury

デボプリヨ・ダス

Debapriyo Das

(ビッショ・バロティ大学日本学科)

要 旨

 動物は古くから人間、特に子どもたちと深い関係を持ってきた。現代では、子どもたちが動物と親密な絆を築き、家族の一員として愛情を注ぐことが一般的となっている。動物のさまざまな行動や仕草は感情を伝え、子どもたちに共感や責任感、そして仲間とのふれあいの喜びを育む。児童文学においても、動物は重要な文学的手法として用いられ、深い意味や人生の教訓を読者に伝える役割を果たしている。子どもたちは物語の中の動物の姿を思い描き、その体験を現実と結び付けることで、物語への共感を深めることができる。

 本発表は、動物の中でも特にスズメとサカナに焦点を当て、日本の児童文学作家である新美南吉とインド・西ベンガル州の児童文学作家であるウペンドラキショール・ロイチョウドゥリ(Upendrakishore Ray Choudhury)の作品における動物の描写を比較・分析する。

キーワード新美南吉、ウペンドラキショール・ロイチョウドゥリ、スズメ、サカナ、日本児童文学、インド.西ベンガル州の児童文学

*研究発表会に参加するご希望のかたは、会員も一般参加の方も、下の「Click」から、研究発表会前日の23:59(日本時間)までに登録をお願いします。オンライン参加希望者には、研究会発表会当日午前中までにURLをお知らせします。

(一般参加も歓迎します。当日参加もできます)
*第2回研究発表会に関するフォーラムについては、研究会後に投稿できるようにします。フォーラムに書き込みをする場合には、Registrationで会員登録をし、またForumからも申請をお願いします。

第1回研究発表会
​第1回研究発表会

日 時: 2024年3月15日(金) 15:00~18:00(日本時間)

会 場: 青山学院大学青山キャンパス総研ビル(14号館)8階 第10会議室(第15ではありません)

開催方法:対面+オンライン

言 語: 日本語

戦後日本SF小説における「帝国」と「主体性」

Imperialism and Subjectivity in Postwar Japanese SF

ラーソン・マイケル

Michael Larson

(慶應義塾大学法学部)

要 旨

 サイエンスフィクション(又は「科学小説」とも呼ばれる、以下「SF」)は戦後日本でジャンルとして明確に確立された。特に1950・60年代ではSF専門の出版社やSFを中心とする雑誌が増加するとともに、SF作品を書く作家の世代が登場した。この頃アメリカのSF文学は日本SFへ強く影響を与えたが、それでも日本SFは独自の側面があった。そのひとつは日本帝国の喪失と、日本が台頭するアメリカ帝国への編入について書いたことである。本研究は比較文学的アプローチを通して、日本帝国の喪失をうけて「subjectivity 主体性」の再考をしなければならない戦後日本SF作家に注目する。安部公房の『第四間氷期』と小松左京の『日本アパッチ族』を読み解いてゆきたい。

*研究発表会に参加するときには、会員も一般参加の方も、「研究会のお知らせ」のページのフォームから、研究発表会前日の23:59(日本時間)までに登録をお願いします。オンライン参加希望者には、研究会発表会当日午前中までにURLをお知らせします。

(一般参加も歓迎します。当日参加もできます)
*第1回研究発表会に関するフォーラムが起動できました。お手数ですが、Registrationで会員登録をし、またForumからも申請をお願いします。

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